野上透写真集・文士一瞬。
1959年から1995年までの間に撮影した文士の肖像写真群から新たにまとめられた写真集である。
野上透写真事務所で師事している時、村上春樹、村上龍、遠藤周作、北杜夫などの撮影に同行し、その後のモノクロ作業を懐かしく思い出す。フイルム現像、プリントもデータをきっちりとっていた。野上氏は「わからないことがあれば、いつでも聞けよ。」というタイプで、聞くコトをしなければ黙々と仕事を進めていく。
そんななか、ボクはモノクロ写真がが好きだったのでいろいろな作業法を聞いて教えてもらったり、見せてもらったりした。
そのことが、ディスプレイを見ながらのデジタル写真が全盛となった今でも、仕事場にある狭いけれど気に入っている暗室を潰すコトができない理由の一つになっている。


